内臓が弱い子供に服用させる風邪薬とアトピー性皮膚炎などの皮膚の薬

子供は大人に比べて内臓が未成熟


子供と大人の大きな相違点としてはこどもは内臓が未成熟なところです。そのために薬の吸収、分布、代謝、排泄をする小腸、肝臓、腎臓などの内臓機能が大人と子供では違います。また薬に対する感受性が大人に比べて高いです。つまり、子供は薬を吸収しやすく排泄する力が低いので大人に比べて薬が体内に残っている時間が長く薬の用量を間違えると副作用も出やすいのです。

そのため当然薬局やドラッグストアで買える子供の薬にはいわゆる小児薬だけではなく、大人と同じ成分を子供の年齢別に細かくわけて用法、用量などが記載してあるものがかなりたくさんあります。

子供用の風邪薬


子供用だからといって特別マイルドな成分などにはなっていません。たとえば総合かぜ薬のフジコールシロップ小児用Nは、解熱・鎮痛剤のアセトアミノフェン、抗ヒスタミン薬のマレイン酸クロルフェニラミン、鎮咳薬の臭化水素酸デキストロメトルファン、去痰薬のグアヤコールスルホン酸カリウム、頭痛を和らげる無水カフェイン、それに発汗、解熱などに効果のある漢方生薬成分の葛根湯エキスが配合されています。子供の風邪薬も大人同様熱を下げて辛いかぜの症状を和らげる非ピリン系のアセトアミノフェンが主流です。


皮膚の病気の薬


数多い子供の肌のトラブルの中でもアトピー性皮膚炎は悪化しやすいのが特徴です。かゆい湿疹が慢性的に続くのがアトピー性皮膚炎ですが、原因はさまざまです。アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人がなりやすいとされていますが、アトピー患者はもともと肌が弱いのです。そこへダニやハウスダストなどにより肌が刺激されてかゆくなり、ひっかいてひどい湿疹状態になるのです。

アトピー性皮膚炎に限りませんが、病気は治療より予防の方がはるかに簡単なわけです。白色ワセリンは塗ると皮膚が滑らかになり、刺激に敏感に反応しなくなります。

またお腹の薬には、「5歳未満に与えてならない」と薬の添付所にある錠剤・カプセル剤もあります。間違って気管に入り窒息することがあるからです。新ビオフェルミンS錠は生後3ヶ月以上から使用が認められています。