アレルギー体質を簡単に患者さんに説明する時の伝え方

アレルギーについてどう説明するか


薬の副作用は、アレルギー体質の人によく出ます。それはなぜでしょうか。まず簡単にアレルギーの定義を復習しておくと、「アレルギーとは、外からの刺激により体が過剰な免疫反応を起こした状態」といえるでしょう。アレルギーの原因物質が体内に入ると、早いものでは約30分、遅いものでは約48時間で体に現れます。一般的なのは前者のタイプで、これには抗体と呼ばれる特定のタンパク質が関係しています。

アレルギーを起こしやすい人をアレルギー体質とたいていの場合呼びます。たとえばお母さんにときどきじんましんがでていたので、牛乳を疑って検査してみたら陽性だった、つありアレルギー反応が出たことになります。ということはお母さんは牛乳に対する抗体ができていて、アレルギー反応を起こしやすいわけです。この人はj分以外のタンパク質に対するIg抗体が体内に作られていたのです。お母さんがIgEのできやすい体質なのですから、子供に牛乳アレルギーが遺伝しても不思議ではありません。


アレルギー体質とは



牛乳アレルギーのお母さんは、たとえば牛乳成分入りのお風呂に入ったり、牛乳成分入りの薬を飲んでもじんましんがでます。この場合、じんましんは薬疹ともいいます。すぐに入浴剤やその薬の使用を中止しなくてはなりません。結論としてはアレルギー体質とは、IgE抗体を作りやすい人のことなのです。


子供のアレルギーの病気(アトピー性皮膚炎、小児気管支喘息、花粉症やアレルギー性鼻炎などの鼻アレルギー)には環境にも影響しています。今後環境が悪くなればなるほど子供のアレルギー性の病気も増加する可能性があります。

アレルギーの原因となる抗原(アレルゲン)には食物から薬物までさまざまなものが挙げられています。薬も私たちの体にとって異物ですから、薬物アレルギーが出ることもあります。飲みなれた薬でもその時の体調などによって副作用の症状が起きることもありますし、発症するのはアレルギー体質の人とは限りません。