子供がインフルエンザにかかった場合に薬剤師がお母さんに説明すべきこと

お母さんが慌てやすい子供のインフルエンザ感染


子供のかぜをふつうの風邪だと思っていたらじつはインフルエンザに感染していてあわてて病院に行き、薬をもらうというおかあさんもよくいます。そこでお母さんからインフルエンザに関して質問をされたときにより適切な説明ができるよう、簡単に復讐しておきましょう。

インフルエンザウイルスは鳥や豚、鶏の体内で増殖します。主にこれらが家禽として飼われていることが多い東南アジアから渡り鳥がウイルスを日本へ運んできます。インフルエエンザウイルスの粒子は非常に細かく、乾燥した空気中を長時間、大量に浮遊するためかぜよりも流行しやすいのが特徴です。

毎年12月末から3月ころがインフルエンザの流行期というのはご存知の通り。インフルエンザの症状の特徴は全身症状、つまりふつうのかぜよりは各症状が強く出ることです。また感染力も強く、インフルエンザウイルスが1個体内に侵入すると24時間後には100万個に増えると言われています。

インフルエンザと同時に起きる炎症


子供やお年寄りでは気管支炎、喉頭炎、肺炎などの合併症に気をつけなくてはなりません。まれにではありますが、インフルエンザの合併症として脳症が起きることがあります。

4歳以下の幼児がかかりやすくインフルエンザの症状が出てきてから2日以内に脳症の症状が出ることが多いようです。いわゆるインフルエンザ脳症のときは一般薬では対応できません。タミフルなどが必要となります。

また、インフルエンザの予防接種は、接種後2週間でその効果が期待できるといわれており、子供は免疫力が弱いため2回の投与が推奨されています。

初めて子供がインフルエンザにかかった場合お母さんはかなり心配するのは当然ですので、インフルエンザとは何か、どういう症状があるのかなどていねいに説明することを心がけましょう。