派遣薬剤師が知っておきたいドラッグストアが顧客を引きつける理由

ドラッグストアでは待ち時間に買い物OK


派遣薬剤師の求人も多くある、ドラッグストア。最近では「処方箋受付」と表示するドラッグストアも増えてきました。ということは、ドラッグストアは市販の薬や日用品を販売するだけでなく、調剤市場にも参入してきたということです。

その影響で中小規模の調剤薬局は顧客が奪われ経営が苦しくなっているわけですが、ドラッグストアが顧客をひきつける理由はなにでしょうか。

それは調剤の待ち時間に店内で買い物をできる点です。処方箋を出してから待っている間についでに何か買おうかな、または買い物のついでに病院へいってドラッグストアで薬をもらって変えるというどちらのパターンもありますがいずれにせよ薬をもらう以外のこともできるのが顧客にとって最大のメリットでしょう。

しかもドラッグストアに一度でも行った事が ある人ならだれでもドラッグストアで売っている商品はコンビニなどよりも安いとわかっています。なのでついついなにかしらの日用品を買ってしまうのでしょう。

ドラッグストアが調剤市場に参入したわけ


ドラッグストアが調剤市場に参入するようになったきっかけは2009年の改正薬事法の施行です。一般用医薬品の販売形態を大きく変え、①医薬品のリスク別販売、②新しい資格者である登録販売者の創設、③販売業を薬局、店舗販売業、配置販売業に区分と制定した法律です。

この法律の施行以前は薬局やドラッグストアは薬剤師の常駐を義務づけていましたが、新たな登録販売者の創設により、コンビニやスーパーなど他の業態が医薬品を販売できるようになったのです。

ドラッグストアの市場規模と成長性


ドラッグストアの市場規模は2013年度で5兆9000億でしたが、高齢化社会の影響もあり10兆円を超えて行くでしょう。なかなか市場規模のことを考えるのは難しいですが、市場規模が増えて行くという事は単純にドラッグストアの利用者が増えていくということ。

ドラッグストアで販売しているのは医薬品だけでなく、化粧品、日用品、食品にまで及び、大量購入により物価が安く、調剤尾できるということを考えると、ますますドラッグストアは地域で重要な存在となっていくでしょう。

OTCの販売で顧客とのコミュニケーションが多い派遣薬剤師


ドラッグストアでも薬剤師資格がないと販売できないOTCに関する相談は薬剤師がうけますので、ドラッグストアで働く派遣薬剤師は顧客との会話もわりと多いと言えます。

地域の人に貢献したい、顧客とのコミュニケーションを大事にしながら働きたいという薬剤師さんにはドラッグストアが職場として向いているかもしれませんが、薬剤師以外でもできる仕事、例えば品出し、レジなどの業務もドラッグストアでやらなければいけないこともあるので、それをやりたくない人は考え直した方が良いかもしれませんね。