調剤薬局で働く派遣薬剤師の調剤以外の業務とは

薬局の調剤以外の仕事内容


当然ですが、薬局の営業時間が終わり、患者がいなくなったら調剤薬局勤務の薬剤師の業務が終わるわけではありません。調剤室以外の業務も多く、薬歴・調剤録・処方箋のの保管、管理を行います。調剤報酬請求明細書(レセプト)作成作業は毎日ではなく、決められた日に行いますが、これは薬剤師が必ず行う必要はありません。

また、次の日のために不足しそうな医薬品の発注も行います。医薬品の発注は午後3時頃までに一度行う場合が多いようです。調剤薬局の場合は、病院と違ってあらゆる処方箋に記載された医薬品を取り揃えていなくはならないので、その分在庫が膨らみます。ですので、常に適性在庫数を把握しておくことが重要ですね。

患者は医療機関で待たされ、また薬局でも待つ事になるので服薬指導で時間がかかるとしても調剤時間をできるだけ効率的にするために在庫管理が欠かせないのです。また次の日以降の調剤をスムーズに行うためにあらかじめ錠剤を14錠、28錠などと輪ゴムでまとめたりといった予製もしなければなりません。

薬局での空き時間や閉局時間を使って必要な医薬品情報を収集することも重要な業務で、薬局の薬剤師は患者からの情報提供を求められるだけでなく医師から情報提供を求められることがあります。

薬局の薬剤師の仕事、お薬手帳の説明


お薬手帳の説明や使い方も、服薬指導のついでみたいな感じですが調剤以外の業務と言えるでしょう。患者さんが普段どんな薬を飲んでいるか全て覚えておく事は困難ですし、薬の名前まで覚えているということは滅多にありません。そこで便利なのがお薬手帳ですよね。お薬手帳に処方したお薬を記録してあげれば、新たに薬を飲むときに飲み合わせなどがないかチェックできます。薬歴は特定の調剤薬局に記録されている患者の服用歴ですが、お薬手帳は患者自身がもつ記録です。

薬剤師さんならおわかりだと思いますが、患者さんはお薬手帳を利用するメリットを理解していない人も多いの現状。同じ薬局しか用いないなら薬歴を見ればわかりますが、複数の薬局を利用している場合飲み合わせの副作用が生じたら大変な事態になります。このことを患者さんにていねいに伝え、いかにお薬手帳が重要か、そしてどのようなメリットがあるのかを服薬指導の際に伝えられるかは薬剤師さんの力の見せ所です。

派遣とはいえお薬手帳の指導をする事は普通にあると思いますので、どのように伝えるかは考えておくべきでしょう。