復職予定のママ薬剤師が復習すべき調剤薬局で自費調剤となる3つのケース

復職する薬剤師が復習しておきたい自費調剤について


自費調剤とは健康保険を使わない調剤のことで、100%患者さんの料金負担でまかなう調剤のこと。保険制度のようなものがないので、薬局ごとの自由価格となり同じ医薬品でも薬局によって価格が違うケースがあります。

といってもどの薬局も保険調剤報酬を基準に価格設定をしていますので、数百円も違ういうケースはまれなようですね。自費調剤となるケースは次の3つの場合です。

1.患者さんが健康保険に加入していない


日本は国民皆保険制度になっていますので、正確には国民健康保険料を未払いの場合と解釈してよいでしょう。外国人で保険加入していない場合もこれにあたります。

2.交通事故のような第3者から被害を被った場合


この場合は自費といっても損害保険会社が費用を負担するケースが多いので、自費調剤の意味がほかと少し違います。交通事故にあった患者さんから損害保険と自費調剤について質問される可能性があるので事前に調べておきましょう。

3.使用する医薬品が薬価基準に収載されていない場合


生活改善薬と称される医薬品が発売されており、そのような薬は基本自費調剤となります。これらの薬を求めるには医師の診察から薬局の調剤まで全て自費になります。また胃に住みついて炎症を引き起こすピロリ菌の除菌療法は現在、保険適用は2回まで。2回失敗すると、3回目の除菌療法は自費になり7000円ほどの患者負担となってしまいます。

健康保険に入っているか確認するには保険証を見せてもらうわけですが、忘れてしまう患者さんもいます。そういう場合は後から保険証をもってきてもらうというパターンが重要ですが、どちらかというと薬剤師さんがなぜ保険証が必要なのか、診療報酬の仕組みをちょっと説明するだけでも、患者さんが保険証を持ってくる意味を理解できるのではないでしょうか。