看護師辞めたい
Nurse

看護師が夜勤中に今日は残業になってしまうなと思ってしまう4つの瞬間

Q

夜勤残り1時間で救急患者が搬送,入院中の患者さんの容態が急変したとき

A
救急患者が搬送されてから処置を受けて入院、もしくはそのまま帰宅するまでにはおおよそ1時間以上はかかるものです。そして患者がいなくなってから記録や片付けなど、その後の仕事も残っています。 残り1時間で入院中の患者さんの容態が急変したときも同様です。患者さんの容態が急変すると看護師は患者さんの状態を観察しながら当直の医師を呼んで診察・処置をしてもらうのですが、その後にレントゲンや採血などの指示を受ければその検査をこなさなければなりませんし、点滴などの処置も行うことになります。 もちろん夜勤帯は人数が少ないので、処置を終えてからの記録になります。やはり救急や急変の対応が残業の理由になることは多いです。 これは患者さんが原因でないので非常にため息ものの残業です。患者さんに処置をするには医師の指示がないことにはできません。薬も飲ませることができません。医師の仕事が遅いために残業になることが珍しくありません。医師が指示を出すのは昼間だけではないのです。 医師は診察して指示を出せば終わりですが、看護師は指示を処理していかなければなりません。医師が薬の処方をすると、そこから薬剤師が確認に確認を重ねて慎重に薬を出します。看護師はその薬を受け取ってからさらに間違っていないかなどの確認をして、患者さんに渡したりしなければなりません。仕事が終わる直前まで指示が出ないのはやるせない気分になります。 また、先輩が帰らないせいで残業というパターンもありますよね。日勤は人数が多いので帰りやすいのですが、夜勤は2人や3人体制でしている病院が多くあります。 自分の担当する業務が定時で終わっていても、先輩の業務が終わっていなかったり、ただただ他のスタッフと話をしているだけでも後輩は帰りづらいものです。自分が先輩になったときには「先に帰ってて!」と言ってあげましょう。
Q

夜勤の朝方の緊急入院や緊急手術、処置にあたったとき

A
看護師の残業の原因は「患者さんの対応」と思われるでしょう。もちろんそれもあるのですが、看護師の業務が終わる時間に影響を与えるのは患者さんの容態だけではありません。そんな、看護師が定時で帰れないことを覚悟する瞬間をご紹介します。 夜間帯の中でも、準夜帯に緊急入院や緊急処置、手術など想定外の事態など忙しいことが起きても、よほどのことがない限り、後から取り返して残業にならないということはよくあります。しかし、同様の出来事が朝方の5時~6時に起きてしまうと、勤務終了時間が9時なので、なかなか取り返せません。 単純に残り時間が少ないというのもあるし、6時以降になると、患者さんの朝の部屋周りがあって、そこで採血をとったり、バイタルサインなど状態の観察や経管栄養・食事の準備と慌ただしくなる時間とかぶるからです。 それが終わると日勤者との申し送りも始まりますし、緊急で行った出来事の後始末を行ったり、記録をしたりという時間がなかなか確保できないので、どうしても、定時が過ぎてしまいます。なので、朝方に何かが起きると、今日は残業だなって覚悟をします。 夜間の緊急事態にも様々なものがありますが、ある程度、1~2時間で事態が落ち着いてしまうものであれば、上述したように後から取り返せます。しかし、上述した、「よほどのこと」が起きると厳しくなります。 急変でCPR(心肺蘇生)を行うケースです。本来、心肺停止が起きるはずのない患者さんに起きてしまった場合、多くはCPRになります。DNR(延命処置をしない)をとっている患者さんならば、そのまま看取るだけになりますが、CPRとなると、果てしない状態が続きます。蘇生するまで、ひたすら救命処置を行い、蘇生したとしても、その原因検索や根本的な治療に入るので、緊急検査や処置に入っていきます。 合わせて、他の患者さんの巡視やナースコールも対応しなければいけないので、ひどいときは完全なマンパワー不足になり、急遽、管理者へ連絡し応援の人員を呼ぶなど、悲劇的状況になります。さすがにこんな状況だと、準夜帯に起きたとしても取り返せる見通しもなく、もう残業だなと覚悟してしまいます。