パート薬剤師が知っておくべき業務中の「休憩時間」と「有給休暇」の取得について

パートの休憩時間


パートや非正規雇用であっても、正社員であっても、雇われて働く時間が6時間を超えて8時間以下の場合は最低でも45分、8時間を超える場合は最低でも60分の休憩んをとることができます。ただしどの時間帯に休憩時間を入れるか、ということについての法律上の定めはありません。

そうはいっても例えば10時から16時の6時間勤務の場合は、12時前後で休憩を入れるなどの常識の範囲内で雇用側は対応することになります。休憩時間を有給にするか無給にするかは雇う側と働く人の話し合いによって決めるところもあります。

パートでも有給休暇を取得できる


有給休暇は疲れた体を休めて働く活力を養うために給料をもらいながら自分の希望する日に休む事ができる制度です。決められた労働日数の8割以上出勤すれば6ヶ月働いた後、この有給休暇をとる権利を手にできます。

パートや契約社員でも実際には週5日または週30時間以上働いている人は、これにあてはまります。パートは正社んよりも働く日にちが少ないし、時間も短いので所定の労働日数の8割なんてとても無理、と思うかもしれませんが正社員より働く時間が短いパートは、正社員より少ない所定の労働日数という「パート向けの基準」がつくられています。

なお、労働基準法が改正されて2010年から労使協定を結ぶことで有給休暇を5日の範囲内で時間を単位として取得できるようになりました。

パートとはいっても、パート向けの所定の労働日数の8割以上を出勤していれば6ヶ月間働き続けた時点で、自動的に有給休暇をとれるようになった説明しましたが例を出しましょう。たとえば、1週間のうち1日しか働いていないパートタイマーも、所定の労働日数が週1回だとすれば、休まず6ヶ月間働けば1日の有給休暇をとることができます。

ただ、雇い主の中にはパートタイマーを何年も働かせながら書類上3ヶ月ごとにいったん契約を終了したことにして、有給休暇の権利をなくしてしまう人もいるので注意が必要。仮に契約更新の時に数日の間があいても、実態が6ヶ月以上の勤務であれば有給休暇の権利は発生します。