派遣薬剤師が派遣契約の途中解除をされる時はどんな時?

派遣薬剤師が途中解除できない事項


派遣薬剤師として働こうと思っているけれど気になるのが、途中で派遣契約を打ち切られるのではないかという不安は拭えませんよね。ですので派遣薬剤師として働く前に派遣契約の途中解除ができる場合とできない場合について知っておきましょう。

派遣先(薬局やドラッグストアなどの派遣薬剤師の職場)は、

  • 派遣労働者の国籍、心情、性別、社会的身分

  • 結婚、妊娠、出産

  • 育児休業、介護休業を請求

  • 会社の法律違反を行政機関に通報した

  • 労働組合の加入・活動などをした



以上のことを理由として派遣薬剤師の契約を切る事は禁止されています。特に妊娠した場合、その段階で派遣先からしたらしばらくその派遣薬剤師を労働力として扱えないわけですから、もはや派遣として雇っている意味がないんじゃないかと、考えてしまいがちですがそうだとしても契約の解除はできませんのでご安心ください。


派遣先が派遣契約の解除をできる場合


では逆に派遣先がどのようなときに派遣薬剤師の契約を解除できるかというと、派遣元(エムスリーキャリア、リクナビ薬剤師など)の責任による契約不履行、派遣薬剤師が懲戒処分にあたる行為をした場合に派遣契約を解除することができます。

派遣元側の契約不履行とは、例えばスキルが足りない派遣薬剤師の交替を要求した時それに応じない、あるいは交替を怠ったなど。懲戒処分にあたる行為とは、派遣薬剤師の遅刻や無断欠勤が多い、会社の情報を漏洩したといった場合です。

このような時派遣先は、派遣元と合意の上で契約を途中でも解除する事ができます。

派遣契約を途中解除されるときの手順


基本的には、派遣薬剤師側がなにかおかしなことをしない限り、派遣契約を打ち切られる事がないのですが仮に人が余ってしまったなど派遣薬剤師や派遣元側の過失ではなく、派遣先の都合で契約を解除する場合は手順を要します。

まず、派遣先はあらかじめ余裕をもって派遣元に解除の予告を申し入れ、合意をとります。少なくとも30日前に解除を予告。予告をしなかった場合は損害賠償として派遣薬剤師の30日分以上の平均賃金に相当する額を派遣元に支払う事になっています。

予告の日が30日前に満たない場合は30日から差し引いた日数分の平均賃金に相当する額を支払います。また派遣元から求められたら契約解除の理由を説明しなければなりません。