派遣として雇われる前に知るべき企業が派遣システムを利用する理由

派遣に対する薬剤師さんのイメージ


復職の第一歩として派遣薬剤師として働こうとお考えのママ薬剤師さんがどうしても考えてしまうこと、それは「派遣ってなんか不安」です。

おそらく派遣切りといったような、企業側が安い賃金で派遣として労働者を雇い、企業の業績が悪くなったり都合が悪くなったら一方的に契約を切れるというイメージがあるからでしょう。

しかし薬剤師の派遣の場合、他の業種の派遣と異なり、圧倒的に人材不足という特徴があります。ですので、一方的な派遣切りは考えづらいのですが、そもそも企業がなぜ派遣を必要とするのかについては知っておいたほうが良いでしょう。

薬局、ドラッグストアが派遣薬剤師を必要とする理由


派遣として働く場合、職場は調剤薬局、ドラッグストアとなることが多いのですが(もちろん病院などのケースもあります)、そのようなところはなぜ派遣を必要とするのでしょうか。

一般的に企業が派遣を活用する理由は必要なときに必要な人材を必要な期間のみ確保できるというものです。

他の正社員が退職したり、出産・育児・介護などで長期休暇をとって人員不足となる、季節的に業務量が増える、といった企業側が人員を必要とするときに、その職場での業務をこなせる人材を一定期間雇用できるという点で企業にメリットがあるのです。

そのため契約が3ヶ月や半年といった短期間となるのです。派遣期間終了後にまた派遣契約を延長できるかどうかはケースバイケースですが、薬剤師の派遣の場合、時給が正社員やパート以上の場合もあるので、金銭的なメリットが多いと言えるでしょう。

そもそも薬局はどこも薬剤師が不足しているだけでなく、冬や春は繁忙期ですのでその時期にはさらに人不足となるわけです。

人件費削減のため派遣薬剤師を雇用


また、調剤薬局やドラッグストアが派遣薬剤師を雇用するのはコストの削減という意味でも有効だから、というのももちろんあります。

給料、採用費用、教育費用、社会保険料などの総人件費を考えた場合、正社員として雇用するよりも派遣として雇った方がリーズナブルとなるのです。

というのも、ボーナス、手当、退職金、有給休暇取得時有料(取得した場合は派遣会社が支払う)、社会保険料、定期検診料、募集採用費、教育費、福利厚生費がゼロまたはほぼなしなので、その点において正社員より圧倒的に人件費を安く抑えることができるのです。